うっぴーな鉄ちゃんのblog(uppi_natettyanのblog:サブブログ)

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【南海】なんば駅の特殊な改札機『クレジットカード対応改札』3

南海電気鉄道では2021年12月25日、当日「VISAタッチ決済機能」を使用して電車を利用した乗客全員の運賃を実質無料とする特別キャンペーンを開催する。それにあたり、南海電気鉄道の一部駅に設置している『ICカード・VISAタッチ決済対応改札機』、『磁気券・ICカード・VISAタッチ決済対応改札機』について簡単に解説します。

南海電気鉄道ではVISAタッチ決済・QRコード決済にのみ対応する特殊な改札機を一部の駅に整備していますが、改札口に設置できる改札機の数が決まっている関係上、大半の改札機が「通常の自動改札機+外付けの追加機器」という組み合わせとなっています。
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 既存の自動改札機に対応機器を増結した場合、VISAタッチ決済用の読み取り装置が専用のポールに設置された構造となります。

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 通常の磁気乗車券・交通系ICカード乗車券・VISAタッチ決済・QRコード決済、実証実験期間中に使用できる全てのタイプが使用可能。万能型と化した自動改札機、ある意味今の時期にしか見ることができない光景であろう。

[撮影駅:なんば駅2階改札口]

【2021年春ダイヤ改正】消える駅、生まれる駅(消える駅-3)

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2021年3月のダイヤ改正では、JR北海道とJR東日本の管内で19駅がその役割を終え地図上から姿を消す。
第2・3記事目では宗谷本線で廃止となる全12駅のうち北側の6駅、そしてJR東日本の廃止駅の計7駅を解説する。

【JR東日本:赤岩駅】

駅名:赤岩(あかいわ:Akaiwa)
駅番号:未設定
所在地:福島県福島市大笹生字赤岩32
駅構造:地上駅(島式1面2線:待合室)
開業日:1899年5月(官営鉄道奥羽南線:信号場)
駅名由来:駅所在地最寄りの集落名

奥羽本線のなかでも、福島駅〜新庄駅間は通称「山形線」と呼ばれる区間であり、E3系新幹線電車をはじめとする在来線車体規格の新幹線車両・新幹線線路規格の在来線車両が使われている。1899年に板谷峠を貫通する鉄道路線が開業し、峠を超える列車の負担を減らすためのスイッチバック信号場として開設された赤岩駅は1910年の豪雨災害による不通区間の徒歩連絡駅として旅客営業を開始した。近年は駅周辺の集落が消滅し利用者すらいない状態が続いていたため2016年11月を最後に列車が1本も停車しない『休止駅』となっていました。

【JR北海道:宗谷本線】
[南美深駅]
駅名:南美深(みなみびふか:Minami-Bifuka)
駅番号:W-53
所在地:美深町字美深
駅構造:地上駅(単式1面1線:待合室)
開業日:1956年7月(国鉄:仮乗降場)
駅名由来:美深駅の南方にあることから

駅概要:1950年代の仮乗降場設置ラッシュに合わせて開設された駅で、駅前には緑色に塗装された鉄板?で外観を固められた待合室が設置されています。1日の列車本数は3.5往復、美深駅周辺とは異なり周辺は一面畑が広がっています。

[紋穂内駅]
駅名:紋穂内(もんぽない:Momponai)
駅番号:W-56
所在地:美深町字紋穂内
駅構造:地上駅(単式1面1線:車掌車改造駅舎)
開業日:1911年11月(鉄道院:一般駅)
駅名由来:アイヌ語(小さい野にある川)

駅概要:元々は貨物・荷物も取り扱う行き違い対応駅であり、ホームはしっかりとした造りとなっている。現在駅の前には国道40号線と接続する道道位しかないようですが、駅の近くには「青い星通信社」が運営しているホテルがあるようです。

[豊清水駅]
駅名:豊清水(とよしみず:Toyoshimizu)
駅番号:W-58
所在地:美深町字清水
駅構造:地上駅(島式1面2線:木造駅舎)
開業日:1946年10月(運輸省:仮乗降場)
駅名由来:駅近隣にあった2つの「清水集落」が豊かになるよう願い命名、「清水」はアイヌ語由来の河川名『ペペケナイ川』を日本語訳したもの

駅概要:宗谷本線の廃止予定駅では唯一の行き違い対応駅であり、駅舎は保線詰所を兼ねて設置されている。保線基地や継電連動機など運行上は重要な接続が揃う豊清水駅ですが、駅廃止後これらの設備はどうなってしまうのか気になるところです。

[安牛駅]
駅名:安牛(やすうし:Yasuushi)
駅番号:W-69
所在地:幌延町字開進
駅構造:地上駅(単式1面1線:車掌車改造駅舎)
開業日:1925年7月(鉄道省:一般駅)
駅名由来:アイヌ語(いつも魚をすくう所)

駅概要:かつて安牛の集落があった場所にポツンと存在する安牛駅、以前テレビ東京の「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ」でも『生活利用者がいない秘境駅』として取り上げられたことがあるくらいに駅の利用者はいないといいます。1950年代に制定された現在の地名「開進」の由来である『開拓を大いに促進する』はどこへと行ってしまったのか・・・

[上幌延駅]
駅名:上幌延(かみほろのべ:Kami-horonobe)
駅番号:W-71
所在地:幌延町字上幌延
駅構造:地上駅(単式1面1線:車掌車改造駅舎)
開業日:1925年7月(鉄道省:一般駅)
駅名由来:幌延駅よりも天塩川の上流部に位置していることから

駅概要:幌延町の中心市街地が幌延駅周辺に移るまでは上幌延駅周辺が幌延で最も栄えていたエリアであり、現在も駅前の民家に隣接して日本郵便の郵便ポストが設置されています。安牛駅と上幌延駅の間には「仮乗降場に由来する駅」と同様の構造をもつ南幌延駅があるのですが、両隣の駅である安牛駅・上幌延駅が『維持管理費用』を理由として廃止されるのとは対照的に『板張りホーム』であることや『両隣の駅間距離』から2駅の機能を代替できると判断され存続されると言うなんとも言えない結果に・・・。

[徳光駅]
駅名:徳光(とくみつ:Tokumitsu)
駅番号:W-75
所在地:豊富町字徳光
駅構造:地上駅(単式1面1線:待合室とトイレ)
開業日:1926年9月(鉄道省:一般駅)
駅名由来:元の地名は「福満(ふくみつ)」、同音の他駅と区別するために改名

駅概要:徳光駅は国道40号線に面している駅の1つではあるが宗谷本線はその先抜海方面へ、国道40号線は内陸部を経由して稚内市街地へと向かっていきます。この駅がある一帯は元々「福満」とよばれる地名でしたが、いざこの場所に駅を設置するとなって「ふくみつ」という駅名が既に鉄道省直轄の駅として存在していました。そのため駅所在地の地名そのものを変更してまで命名したのがこの『徳光』という地名なのである。
※1920年に鉄道省が中越鉄道を国有化した際に中越線(現在の城端線)として引き継いだ駅のひとつが「福光(ふくみつ)駅」である。


[画像イメージ]
JR北海道、北星駅の夜。

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鉄道コム 

【2021年春ダイヤ改正】消える駅、生まれる駅(消える駅-2)

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2021年3月のダイヤ改正では、JR北海道とJR東日本の管内で19駅がその役割を終え地図上から姿を消す。
第2・3記事目では宗谷本線で廃止となる全12駅を6駅ずつ解説する。

[南比布駅]
駅名:南比布(みなみぴっぷ:Minami-Pippu)
駅番号:W-33
所在地:比布町南1線
駅構造:地上駅(単式1面1線:待合室)
開業日:1955年12月(国鉄:仮乗降場)
駅名由来:比布駅の南

駅概要:比布町市街地の南、幹線道路である国道40号線との交点に位置する小さな駅が南比布駅。国道沿いだから利用者が多い・・・という郊外の駅をイメージしかねないが、この駅周辺は国道のほかは田畑が広がる田園地帯そのものである。

[北比布駅]
駅名:北比布(きたぴっぷ:Kita-Pippu)
駅番号:W-35
所在地:比布町北5線
駅構造:地上駅(単式1面1線:待合室)
開業日:1955年12月(国鉄:仮乗降場)
駅名由来:比布駅の北

駅概要:生まれも見た目も名前も歴史も運命も南比布駅に近いな「北比布駅」、こちらも周辺は田畑しかありません。

[東六線駅]
駅名:東六線(ひがしろくせん:Higashi-Rokusen)
駅番号:W-39
所在地:剣淵町東町
駅構造:地上駅(単式1面1線:待合室)
開業日:1956年1月(国鉄:仮乗降場)
駅名由来:基線から東方6線にあることから

駅概要:鉄道防風林に囲われた場所にある東六線駅、駅名由来はまさに北海道らしいの一言に尽きます。待合室の駅名標は「東六線乗降場」、ちなみに国道40号に面した最寄りバス停、踏切名も「東6線」、川も「六線川」と『6線』がかなり印象的な感じでしょうか。

[北剣淵駅] 
駅名:北剣淵(きたけんぶち:Kita-Kembuchi)
駅番号:W-41
所在地:剣淵町藤本町
駅構造:地上駅(単式1面1線:待合室)
開業日:1959年11月(国鉄:仮乗降場)
駅名由来:剣淵駅の北、藤本町の「藤本」は人名(藤本本蔵という方からとられたもの)

駅概要:剣淵駅の北に位置する「北剣淵」駅は、開業当時から待合室はあるようなのですが駅名標が掲げられていません。一応道央道の北端である士別剣淵インターチェンジの近くにはありますが両隣の士別駅・剣淵駅の方が規模も利用者も多いためでしょうか・・・。

[下士別駅] 
駅名:下士別(しもしべつ:Shimo-Shibetsu)
駅番号:W-43
所在地:士別市下士別町
駅構造:地上駅(単式1面1線:待合室)
開業日:1955年12月(国鉄:仮乗降場)
駅名由来:「士別」からみて天塩川の下流に位置することから

駅概要:ほかの廃止予定駅と比べると待合室が立派に見えてしまう下士別(しもしべつ)駅、南へ進めば士別市の市街地があり住民も多いのですが川を挟むと一気にのどかな雰囲気に、自転車置き場があるってことはかつて利用者が多かったということでしょうか・・・。

[北星駅]
駅名:北星(ほくせい:Hokusei)
駅番号:W-50
所在地:名寄市智恵文北星
駅構造:地上駅(単式1面1線:待合室)
開業日:1959年11月(国鉄:旅客駅)
駅名由来:「名寄市の『北』側にあること」・「輝く『星』」の2文字をかけ合わせたもの

駅概要:駅利用者のほぼいない北星駅だが、その待合室には「毛織の北紡」という今はなき『北紡』の赤いホーロー看板が鎮座している。ある意味北海道らしい秘境駅だが、廃止後この看板がどうなるのか気になるところだ・・・。

[画像イメージ]
【2021年春ダイヤ改正】消える駅、生まれる駅(消える駅-1)のイメージ

 
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