妙見の森ケーブルは、妙見山中にある各種観光施設・能勢妙見山へのアクセスルートとして運行されているケーブルカーの路線です。今回はこの「妙見の森ケーブル」を構成する2つの駅について紹介します。
【妙見の森ケーブル:黒川駅】
妙見の森ケーブル黒川駅は、能勢電鉄妙見口駅から花折街道・国道477号線沿いに進むと現れる。
【駅外観】
駅舎は妙見口駅と同様にレトロ感のあるスタイルが特徴的
【駅舎内】
券売機:普通回数券・往復乗車券・片道乗車券に対応する食券販売機型の自動券売機が2つ並んでいます。
時刻表・案内マップ、通常は20分間隔で運転され、休日ダイヤの運転本数が多くなる「観光地」タイプのダイヤが組まれている。
改札口:木製ラッチのある有人改札です。PiTaPaをはじめとするICカード乗車券には対応していません。
【ホーム】
のりばホーム:階段状になっているのはケーブルカーのホーム独特な仕様である。
身障者用ホーム:おりばホームを兼ねている反対側は、身障者の利用を考慮しスロープとなっています。手前の構造物はトイレ、手前のエリアは身障者対応型です。
駅名標:「黒」の字体が『黑』と旧字体で書かれています。
【妙見の森ケーブル:山上駅】
妙見山中腹にある「山上駅」は、リニューアルをおこなった際にログハウス調のスタイルに改装されています。
駅舎
券売機:黒川駅と同型の券売機は山上駅に1台設置、この奥にはケーブルカー運転室があります。
改札口:木製ラッチのある改札口、黒川駅よりも改札口らしさが際立っています。
待合室に設置されている「旧運転台」:現在のケーブルカーはコンピューターを利用し細かい制御を行うことができます。この機材は比較的最近まで使用されていた完全手動式の運転台で、運転士はアナログ計器で表示されるケーブルカーの位置と山上駅に入線してくる車両の位置を見ながら、マスコン・ブレーキを操作していました。
のりば・おりばホーム:乗車口は身障者の乗降に対応するためステップがついています。傾斜が急なためスロープはありません。
反対側のホーム:特に手が加えられているわけではないため、オリジナルのスタイルが残っています。車止めには衝突時の衝撃を緩和するために緩衝器(バッファー)が備えられています。
山上の足湯:黒川地区の里山景観が一望できます
駅名標:『山ケーブル上』というこれまた面白い書き方で表記されています。
【駅データ】
駅名:黒川駅・ケーブル山上駅
駅番号:未適用
路線:能勢電鉄鋼索線(妙見の森ケーブル)
路線:妙見鋼索鉄道上部線・下部線(廃止)
所在地:兵庫県川西市黒川字針田5-1(黒川駅)・字奥滝谷16-1(ケーブル山上駅)
駅構造:地上駅(能勢電鉄:櫛形2面1線)・地上駅(構造未詳:妙見鋼索鉄道)
開業日:1925年8月1日(妙見鋼索鉄道)・1960年4月22日(能勢電鉄)
廃止日:1944年2月11日(妙見鋼索鉄道:不要不急線の指定に伴う)・現存(能勢電鉄)
同時公開
コメントを投稿される際は必ずご確認ください。
http://blog.livedoor.jp/uppi_natettyan/archives/22094005.html
にほんブログ村
続きを読む
【妙見の森ケーブル:黒川駅】
妙見の森ケーブル黒川駅は、能勢電鉄妙見口駅から花折街道・国道477号線沿いに進むと現れる。
【駅外観】
駅舎は妙見口駅と同様にレトロ感のあるスタイルが特徴的
【駅舎内】
券売機:普通回数券・往復乗車券・片道乗車券に対応する食券販売機型の自動券売機が2つ並んでいます。
時刻表・案内マップ、通常は20分間隔で運転され、休日ダイヤの運転本数が多くなる「観光地」タイプのダイヤが組まれている。
改札口:木製ラッチのある有人改札です。PiTaPaをはじめとするICカード乗車券には対応していません。
【ホーム】
のりばホーム:階段状になっているのはケーブルカーのホーム独特な仕様である。
身障者用ホーム:おりばホームを兼ねている反対側は、身障者の利用を考慮しスロープとなっています。手前の構造物はトイレ、手前のエリアは身障者対応型です。
駅名標:「黒」の字体が『黑』と旧字体で書かれています。
【妙見の森ケーブル:山上駅】
妙見山中腹にある「山上駅」は、リニューアルをおこなった際にログハウス調のスタイルに改装されています。
駅舎
券売機:黒川駅と同型の券売機は山上駅に1台設置、この奥にはケーブルカー運転室があります。
改札口:木製ラッチのある改札口、黒川駅よりも改札口らしさが際立っています。
待合室に設置されている「旧運転台」:現在のケーブルカーはコンピューターを利用し細かい制御を行うことができます。この機材は比較的最近まで使用されていた完全手動式の運転台で、運転士はアナログ計器で表示されるケーブルカーの位置と山上駅に入線してくる車両の位置を見ながら、マスコン・ブレーキを操作していました。
のりば・おりばホーム:乗車口は身障者の乗降に対応するためステップがついています。傾斜が急なためスロープはありません。
反対側のホーム:特に手が加えられているわけではないため、オリジナルのスタイルが残っています。車止めには衝突時の衝撃を緩和するために緩衝器(バッファー)が備えられています。
山上の足湯:黒川地区の里山景観が一望できます
駅名標:『山ケーブル上』というこれまた面白い書き方で表記されています。
【駅データ】
駅名:黒川駅・ケーブル山上駅
駅番号:未適用
路線:能勢電鉄鋼索線(妙見の森ケーブル)
路線:妙見鋼索鉄道上部線・下部線(廃止)
所在地:兵庫県川西市黒川字針田5-1(黒川駅)・字奥滝谷16-1(ケーブル山上駅)
駅構造:地上駅(能勢電鉄:櫛形2面1線)・地上駅(構造未詳:妙見鋼索鉄道)
開業日:1925年8月1日(妙見鋼索鉄道)・1960年4月22日(能勢電鉄)
廃止日:1944年2月11日(妙見鋼索鉄道:不要不急線の指定に伴う)・現存(能勢電鉄)
同時公開
コメントを投稿される際は必ずご確認ください。
http://blog.livedoor.jp/uppi_natettyan/archives/22094005.html
にほんブログ村