のせでんでは2015年から2016年7月にかけて、『オールドルーキー』5100系の投入とそれに伴う『のせでん初の新性能車』1500系引退がありました。このうち、2016年は5100系2次車(5146・5148編成)の投入による1552・1553編成の引退、3次車(5108・5124・5142編成)投入による1551・1550・1560編成の引退があり、のせでん沿線は多くの方が最後まで1500系の勇姿を見届けることになりました。
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2016年5月29日に引退した1551編成。最後は旧社紋をまとい、様々なヘッドマークを引退まで付け続けた。1 現在、c#1552がカットモデルを静態保存しているほか、1554編成(2015年引退)の両先頭車が広島の地で第三の人生を歩んでいる。
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1型復刻塗装の1550編成は6月に運転終了、1型塗装も姿を消すこととなった。しかし、5142編成はかつて1500系が纏った『ティラミス塗装』をまとい、彼らの意思を継ぐことになった。一方の50型復刻塗装の1560編成は、塗装を5124編成が受け継ぎ、こちらも1550編成の後を追うように運転を終了した。
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そして新たに登場したのが5108編成などだ。これまでの編成との大きな違いは、パンタグラフが編成に1つだけ、幕式の表示器を採用(特急日生エクスプレスやイベント列車用、予備車幕も登場)、車内LED表示器未設置など、他編成と一線を画す改造内容である。一方で、元々の阪急5100系と内装、外観面で大きな変化はあまり見られない。