2018年3月31日、JR西日本、広島県の三次駅~島根県の江津駅を結ぶ「三江線」が最後の営業日を迎えその歴史に幕を下ろしました。

JR三江線は1930年、江の川に沿う形で三次~江津を結ぶ路線として江津~川戸間が開業し、三次側、江津側から延伸が進み1975年に全線が開通しました。
しかし、全線開通時点でモータリゼーションが進んでおり、「代替バスを走らせるための道路整備が進んでいない」ことを理由に廃線は行われず、さらに災害で不通になっても必ず復旧されてきました。


◆路線基本データ◆
路線名:三江線(さんこうせん)
駅数:35(三次駅・江津駅含む)
軌間/閉塞/保安システム:1067mm/特殊自動閉塞/ATS-SW
車両:キハ120(浜田鉄道部)
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JRおでかけネットより、三江線入りの路線図もこれがラスト。

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ここまでは、時系列ごとに紹介。
ここからは、主な駅ごとに最終列車などを紹介。


本当の最終列車が浜原駅→江津駅で運行され、浜原駅に到着した4両が三江線から脱出しました。
モーメントURL

そして・・・
「廃線」後の三江線各地の様子もまとめました。
モーメントURL

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そうか・・・、三江線は皆様にも「猪」にも愛されたのか・・・。