訓練展示後は、自由散策。主に車両関係を撮影しまくりました。

まずは展示品から。

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◎第3後方支援連隊(千僧):浄水システム・給湯システム・野外入浴支援システム
第3後方支援連隊が展示した装備品は、平成30年西日本豪雨災害などの大規模災害で、「自宅を失い避難生活を余儀なくされた人・自宅が被災し避難生活を余儀なくされた人・停電や断水、ガス供給停止で入浴ができなくなった人」などに対する入浴施設の提供や野外訓練後の入浴などを目的に展開される一式(野外入浴・給水支援)です。
野外入浴支援システムには師団・旅団ごとに独自の名称があり、
中部方面後方支援隊(中部方面隊):京の湯(京都の旧称「平安京」より)
第3後方支援連隊(第3師団):六甲の湯(兵庫県南部の六甲山から)
第10後方支援連隊(第10師団):尾張の湯(愛知県の旧国名「尾張」より)
第13後方支援隊(第13旅団):もみじの湯(宮島の「もみじ」から)
第14後方支援隊(第14旅団):弘法の湯(善通寺市出身の高僧弘法大師空海より)
などが設定されている。

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野外手術システム
中部方面衛生隊の装備で、初期の外科手術、応急処置を行うための装備品です。ここでは手術室、手術準備室の2つで構成されていますが、通常はこれに減菌車、衛生補給車、電源車、水タンク車などをひとまとめとして運用されます。

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16式機動戦闘車、74式戦車
いずれも移動火力として用いられる車両で、武装は105ミリライフル砲、12.7ミリ重機関銃、7.62ミリ機関銃が搭載されています。74式戦車は曲線をメインとするデザインが用いられている一方、16式機動戦闘車は10式戦車譲りの複合装甲を含む直線的なデザインが特徴です。
16式機動戦闘車は従来の戦車では載せられない輸送機(C2輸送機)への積載を前提とした車両であり、空路と陸路を駆使して機動力を生かした運用が期待されています。
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中距離多目的誘導弾
現在調達が進む最新鋭の対戦車ミサイル火器、第15即応機動連隊と第50普通科連隊に装備されています。
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96式偵察警戒車
主武装として25ミリ機関砲を搭載する装輪装甲車で、威力偵察を担う車両です。
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近距離地対空誘導弾
最大5キロ圏内における防空用ミサイルで、機動性に優れていることが特徴です。
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軽装甲機動車
普通科部隊の基本装備の一つであり、CH47チヌーク、C130での輸送を前提に運用されている。PKOの主力輸送装備として広くお目にかかることが可能。
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03式中距離地対空誘導弾
航空自衛隊・海上自衛隊の長距離地対空ミサイル、艦対空ミサイル、陸上自衛隊の短距離地対空ミサイルの間を埋めるミサイルで、終末ミサイル防衛にも使われます
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96式装輪装甲車
部隊輸送用の装甲装輪車で、高機動車よりも人を乗せられます。この車両では40ミリ自動投擲弾銃を武装として搭載しています。

次回は駐屯地内を動いていた、待機中の車両を順次公開していきます。